瀬川 悠史
GIM部門 助教 2016年入職- プロフィール
- 藤田医科大学を卒業後、初期研修病院である協立総合病院で3年間勤務後、優秀な指導医の下、豊富な症例を通じてさらなる研鑽を積みたいと藤田医科大学救急総合内科に入職。現在は総合内科病棟のチームリーダーの一人として活躍中。
第一線で活躍する指導医の下
多彩な経験が積みたいと入職
名古屋市内の病院で初期研修を含めて3年間勤務し、それなりに充実した日々を過ごしていました。しかし、学んだ症例への適応の仕方、診断困難症例、治療難渋症例などにおいて、本当に正しい対応が出来ているのか悩んでいました。そこで、第一線で活躍し続ける優秀な指導医が多く、ERやICUでの豊富な症例を通じて経験を積める場を求めて入職を決めました。
チームリーダーの一人として活躍
後期研修医の指導なども担当
現在、総合内科病棟で3チームある中の一つのリーダーをしながら、病棟全体のカンファなどを取り仕切っています。チームでは4人ほどのメンバーと回診して治療方針をディスカッションしたり、教育的なレクチャーをしています。一方、カンファでは鑑別疾患のあげ方や診察の仕方などを後期研修医に指導しています。後輩が力を付けて鑑別をあげ、治療方針を決めている姿を見ると大きなやりがいを感じます。
どんな重症患者であっても
冷静に対応できる力が養える
大きな魅力は2つです。1つ目はER、GIM、ICUをローテーション出来ること。どんな重症患者でも冷静かつ論理的に対応できるようになります。医師を志した時の理想、Generalistを実現するのは難しいですが、本当にやりがいのある毎日です。2つ目は「家族を大切に出来ない医者は、患者を大切に出来ない」という教授の言葉に表される働きやすさです。休みを取ることで家庭も大切にできる。当科なら二兎を追えます。
診療の垣根を作らないためにも
常に疑問を持ち、学び続ける
診療の垣根を作らないことです。「この疾患は診ない」といったことはしません。そのためには、日々疑問を持ち、学び続けることが必要です。Generalistとして多くの疾患を診療しますが、自分たちだけで全てを解決できる訳ではありません。適切な病歴聴取、診察と検査、そして他科にコンサルトすることが大切です。他科の信頼を得ることで大学病院での診療をスムーズにし、誰もが気持ちよく働ける環境を作れるように心掛けています。
救急総合内科のこれからを
支えられるスタッフを目指す
私はここでの6年間で多くのことを学んできました。その知識を後輩に伝えると共に、さらに経験を積み、教授陣のような豊富な知識、指導力、人としても尊敬できる人格を養いたいです。救急総合内科を支えられる次世代のスタッフとなれるように毎日精進していこうと思います。志高い同僚と後輩に支えられながら、個人としても、科として、次なる高みを目指していきたいです。
ジェネラリストという高みを
仲間と一緒に目指せる
私はこれまで幾度となく「うちの科ではない」という言葉を聞き、違和感を覚えてきました。その違和感を解決するのがGeneralistです。さまざまな疾患を限りなく広く、深く追求していく。医療が日進月歩で進化する今、Generalistになることは本当に大変な道のりです。しかし、当科には、圧倒的な症例数とそれを支える指導体制があります。同じ志を持った仲間と切磋琢磨し、Generalistとして成長しませんか。一緒に高みを目指しましょう!
1日の勤務スケジュール例
- 07:45 出勤
- カルテにて患者の状況を確認し、チームで情報共有します。
- 08:15 朝のカンファレンス
- 夜勤帯に入院した患者のプレゼンを聞き、鑑別疾患の上げ方や身体所見の取り方、治療方針などを、プレゼンターとGIM全体でディスカッションします。
- 09:00 回診
- チーム内の後期研修医と回診をし、問題点と経過をチェックして鑑別や治療方針を確認します。
- 12:00 昼ご飯
- チーム内で食事を取り、研修医の症例検討のためのプレゼンを聞きます。
- 13:00 カルテ記入
- 患者さんの情報をカルテに記入します。
- 16:00 チームカンファ
- 一日の患者の状態を共有します。
- 17:30 帰宅
- 申し送りをして帰宅します。
キャリアパス
医師4年目で入職し、ERでの勤務を経験
GIM部門での勤務を経験
ICU部門に異動して経験を積む
病棟チームリーダ―に。救急専門医を取得
再びICU部門へと異動して活躍
これまでの経験を活かしてERで活躍
病棟チームリーダーとして活躍中
オフの日の過ごし方
オフには2人の子どもたちと全力で遊びます。2歳と5歳の男の子で、大変なことも多いですが、日々の成長を妻と一緒に感じられるのは人生の喜びです。先日、子供を連れて沖縄に行ったらプール恐怖症が解消され、楽しく遊べました。改めて子供との時間は大切だと思いました。
その他の先輩インタビュー
経験豊富な指導医も多く、深く広く学べるのが魅力。
冨永 聡 GIM部門 助教2018年 入職 Tominaga Satoshi
超一流の医師たちのもとで、切磋琢磨しながら成長できる。
池田 貴夫 ER部門 助教2018年 入職 Ikeda Takao
医師としての総合力が磨ける場所。
星長 俊輝 救命ICU部門 助教2021年 入職 Hoshinaga Toshiki
内科の高度な勉強がしたい。そんな私に最適の場所でした。
山際 暁子 GIM部門 助教2016年 入職 Yamagiwa Akiko
メリハリを付けて働ける環境も魅力。
髙松 悟 救命ICU部門 助教2021年 入職 Takamatsu Satoshi
大学院でも学びながら、さらにハイレベルな内科医へ。
新垣 大智 大学院 助教2015年 入職 Aragaki Daichi