J Hospitalist Networkにスライドがアップされました
日比野将也 助教
J Hospitalist Networkという、病院でプライマリ・ケアを実践するホスピタリスト達がよく閲覧する医学系サイトに、我々藤田医科大学も参加させていただいております。
今回はjournal clubにスライドをアップさせていただきました。
「化膿性関節炎に、経口抗菌薬での治療は可能か?」というお題です。化膿性関節炎は一般的に点滴での抗菌薬治療が鉄則でしたが、実は内服でも良いのでは?という論文です。英国で行われた他施設のRCTをまとめました。
経口投与は、静注治療に比べて、1年後の治療失敗が「非劣勢」であったというものです。これにより、経口治療で外来通院できることができ、患者さんの長期入院という負担を減らすことができるかもしれません。
注意点は、英国のプラクティスであり、抗菌薬の内容や量も違う、セッティングも異なるため、そのまま結果を日本に当てはめていいわけではないということです。
詳しくはスライドをご覧ください。
http://hospi.sakura.ne.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jc_20200331_fujitaika.pdf